ハナミノカサゴ
沖縄の海でシュノーケリングしているとたまに遭遇するハナミノカサゴ。その名の通りパッと見は花のよう。あまり見慣れない外見に最初はテンションが上がります(笑)私も始めて見つけたときには追いかけてちょっかいを出そうとしてしまいました。(幸い手が届く前に逃げていきましたが・・・)
このハナミノカサゴのヒレには毒があります。死亡してしまうような猛毒ではありませんが、刺されると単純に痛いです。「キレイな花にはトゲがある」とは正にこのことですね。シュノーケリング中にハナミノカサゴを見つけてもあまり刺激しないで下さい。こちらから触ったりしなければ襲ってくることはありません。
沖縄で見られるハナミノカサゴは海を優雅に泳いでいるというよりは、岩の裏や隙間に隠れるようにじっとしていることが多く、岩の下で体を反転させている姿をよく見ます。潜水して岩に手をかけたらたまたまハナミノカサゴがいて刺された、なんてことがあるようです。
食性は肉食で、小魚やエビなどの甲殻類を食べます。見た目は美味しそうではありませんが、白身で食べると意外に美味しい魚。観賞用としても食用としても人気があります。シュノーケリング中は鑑賞に徹しましょう。
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