私が好きな宮古島のゲストハウス「南国屋」
10月半ばともなると朝晩は寒くなりますね~。11月にもう一度宮古島へ行く予定です。そこで今日は、私が宮古島へ行くときはいつもお世話になっているゲストハウスをご紹介したいと思います。ゲストハウスに泊まれば普通の旅行とは少し違った楽しさを体験することができるかも?
ゲストハウス南国屋
話によると宮古島にはインターネットで検索しても出てこない(ホームページを持っていない)ゲストハウスを合わせると、その数は50以上もあるらしい!それだけ需要があるんですね。私がゲストハウスという宿の存在をはじめて知ったのが宮古島で、これからご紹介する「ゲストハウス南国屋」さんでした。
- ホームページ : http://guesthouse-nangokuya.com/
- 料金 : ドミトリータイプi泊1,500円~ 個室タイプ1泊2,800円~ 一棟貸切あり1泊3,500円~
- 無料Wi-Fi完備で全室インターネットが使えます
- 宿泊プランによってはレンタルバイク(原付)が無料
- エアコン利用可
市街地からは少し離れていますが、来間島や前浜ビーチなどの宮古島で有名なスポットの近くにあります。他にもウミガメと泳げるかも?のシギラビーチに行くにも便利な立地です。私が宮古島へ行くときは毎回のように南国屋に宿泊しているので、遊びに行く場所も南側に集中しています(笑)
宮古空港からゲストハウスまでは車で10分程度。タクシーを利用してもいいですし、オーナーの海(ウミ)さんに電話をすれば有料(800円前後)で送迎もしてくれます。南国屋へ着くと門の両サイドには特徴的なシーサーがお出迎え。
まずはここで受付を行ないます。
こちらがゲストハウス南国屋のオーナーの海さん。とても優しくマイペースで独特の心地よい雰囲気を持った方です。
ゲストハウスでは宿泊者も含めて皆があだ名で呼び合うという習慣があり、最初に「どのようにお呼びすればいいですか?」と聞かれます。確かに苗字で山田さんとか鈴木さんと呼び合うよりも下の名前やあだ名のほうが早く距離が縮まる気がしますね。オーナーの海さんという名も本名ではありません。(ふとしたことで本名を知った時はもの凄く違和感を感じました・・笑)
ここはリビング。沖縄では「ゆんたく」と言って、宿泊者が集まって夜な夜な楽しく飲んで話したりするところ。大きな窓が全面にあるためとっても明るく開放感があります。
キッチンには大きな冷蔵庫が3台。食器や炊飯器なども自由に使えます。
醤油やマヨネーズなどの調味料は基本的には自分で買わなければなりませんが、少し前まで泊まっていた方が退室される際に置いていくのでマジックで「FREE」と書かれて開放されていることがほとんど。ここで食材などを買ってきて自炊する生活となります。私の場合は釣ってきた魚を新鮮なうちに食べられるのが嬉しいポイント。普通のホテルじゃできませんからね。もちろんキッチンなどここにある全てのものは共同で使用することになります。
冷蔵保存する必要がないものなどは、各自で棚を借りられるため心配ありません。
中庭です。宿泊者同士で仲良くなればここでバーベキューを行なうことも。
個室に宿泊すればレンタルバイクが無料で付いてくるのは本当にありがたいです。宮古島での足はレンタカー(車)よりも断然バイク派!信号も車も少ない宮古島のざわわ道や海岸沿いをバイクで走ると気持ちいいです~!ま、雨が降ったときはゲストハウスで飲んでます。
さらにバイクのいいところは、釣りや海に泳ぎに行く際に駐車場に困らないということ。良さそうなポイントを見つけては道路脇にサッと停めて釣りができます。
個室はこんな感じ。2段ベッドとちょっとした机がありますが、基本的には寝るだけの部屋という認識です。パソコンを持ち込んで少しだけ仕事をしたりもしますが、ゲストハウスにいる間のほとんどの時間はゆんたく(リビング)で誰かと飲んでいます。
もちろん洗濯物は自分でやらなければなりません。洗濯機は無料で使えますが、洗剤は100円ぐらいかかった記憶です。なのでいつも自宅から潜在を持って行くようにしています。
ゲストハウスの一番の魅力は出会いにあり!
これは南国屋だけに限ったわけではありませんが、ゲストハウスに宿泊する最大の楽しさは人との出会いにあると思っています。安く泊まれるということももちろんメリットの一つではありますが、見知らぬ人たちとの半共同生活には様々なデメリットがあることも確か。例えば、
- 海から帰ってきてシャワーを使いたくても誰かが入っていたら順番待ちしなければならない
- トイレやキッチンも同じように順番待ちしなければならないことがある
- 部屋に虫やヤモリがいる(私は全然平気ですが)
- 閉鎖された一人の時間を持つことは困難
それでも私は宮古島に遊びに行くときはあえてゲストハウスを選ぶようにしています。その最大の理由が、日常生活では決して出会うことの無いいろんな個性を持った人たちがたまたまココで居合わせたことによって起こる奇跡があるからです。地元の友達とは全く違う空気感がたまらなく楽しいんですね。お酒も好きで、誰かしらが絶対に相手をしてくれますし。私の場合は10日~30日程度の日程で宮古島に行くことが多いのですが、4,5日一緒に生活していれば皆すっかり友達です。
普通のホテルに宿泊することで得られるリゾート感は全く感じられませんが、こういう楽しみかたが今は気に入っています。
一棟貸切りプランを利用してみた
以前3日間だけゲストハウス南国屋の一棟貸切プランを利用してみたことがあります。これが思いのほか快適でしたので少しだけご紹介しておきますね。
南国屋から車で3分ほど離れた場所にあり、概観はこんな感じ。いかにも沖縄の民家って感じのいい雰囲気です。
リビング、ダイニング、キッチン、寝室は完全に独立しています。本当に普通の家。もちろん無料Wi-Fiがありインターネットは無料で使えます。
他の宿泊者と会うことがなく、完全にプライベートが守られます。こういった旅を希望される方は一棟貸切がいいかもしれません。ただ、この場合も宮古島のリゾート感を味わうというよりは、宮古島で生活するという感覚でいてください。料理や洗濯は自分でやらなければなりません。
安く宿を借りて、マリンスポーツや夜の飲み代にお金をたくさん使いたい!という男だけの旅行や、小さなお子様がいたり、家族水入らずを大切にしたいファミリー向けのプランかなと感じました。参考になれば幸いです。私は次もゲストハウス南国屋の個室に宿泊します。
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