沖縄県宮古島でのシュノーケリングに憧れて、宮古島のスローライフに憧れて・・・そんな釣りバカのブログです。

【国内線】飛行機でガスボンベを使用した膨張式ライフジャケットを預ける際の注意点

釣り人の命を守るライフジャケット。船で釣りする際には着用が義務付けられていますし、防波堤や磯などの陸から釣りをする際にも着用する人が増えてきました。それに合わせてライフジャケットも日々進化しており、最近では膨張式ライフジャケットが主流になりつつあります。写真のように肩からかけるタイプの他にも腰に巻くタイプなどがあります。

膨張式ライフジャケット

本格的に釣りをするなら膨張式ライフジャケットが便利

膨張式ライフジャケットとは、液化二酸化炭素(液化炭酸ガス)が入った小さなガスボンベが内臓されていて、緊急時にレバーを強く引くことによってガスボンベに穴を開けてライフジャケットを膨張させ浮力を持たせるという物です。通常時はコンパクトに折り畳むことができるので収納に便利ですし、体を大きく動かすような釣りの最中もそれほど邪魔になりません。

そして見た目の印象がスタイリッシュなことも人気の理由でしょう。ライフジャケットは水難などの緊急時に発見しやすくするために蛍光色のオレンジや黄色が使用されることがほとんどなのですが、膨張式の場合はレバーを引いて膨張させるまでオレンジや黄色の部分を隠しておくことができます。レバーを引くと黄色の気室が膨らんで外に飛び出してきます。値段もそれほど高くなく1,000円~の低価格で購入できるのも魅力。

飛行機への持ち込みや受託手荷物として預ける際に注意が必要

膨張式ライフジャケットを持って飛行機に乗る際には注意が必要です。と言うのも、内蔵されたガスボンベが多くの航空会社で危険物扱いとなっており、持ち込む(または預ける)数やサイズに制限があるのです。例えばJALの場合、膨張救命胴衣と予備のガスシリンダーについて以下のように制限があります。

条件:小型の炭酸ガスが充填されたシリンダーもしくは非引火性シリンダーが装着されているもの※予備ガスシリンダーのみお持ちの場合は機内へお持込みもおあずかりもできません。

数量:一人当たり救命胴衣1着(ガスシリンダー2個まで)および予備のガスシリンダー2個まで

上記条件をクリアしていれば手荷物として機内に持ち込むこともできますし、受託手荷物として預けることも可能です。ただし航空会社によって制限が異なりますので必ず利用される航空会社の条件をご確認ください。

膨張式ライフジャケット

 

荷物を預ける際の保安検査でほとんどの場合にライフジャケットを取り出して確認が行なわれます。私はこれまで15回ほどJALやピーチ(LCC)を利用していますが、保安検査で必ずと言っていいほど荷物からライフジャケットを取り出してガスボンベの大きさなどをチェックされています。なので荷物をスーツケースに入れるときにライフジャケットはすぐに取り出せる所に収納するようにしています。膨張式ライフジャケットを始めて預けた時なんて悲惨でした。チェックがあるとは知らずスーツケースの奥のほうに収納していたため、保安検査場の隅でパンツやらシュノーケリング道具やらを全部ださなければならず・・。苦労して試行錯誤の末にパンパンに収納したスーツケースを元通りに収納するのには時間がかかりました。

私の失敗談「えっ!?ライフジャケットを預けられない!?」

膨張式ライフジャケットを持って飛行機に乗る際に一度だけ失敗したことがあるのでご紹介します。あれは2年前の夏。私は沖縄での釣り旅を計画していました。妻と二人でと計画していたのですが、どうしても妻の予定が合わず一人で行く事に。ピーチ(LCC)で私一人分の航空券をインターネットで購入しました。ところが出発の1週間前になり急遽妻の予定が変わり沖縄へ行けるというのです。慌てて空席を探しましたがハイシーズンということもあり私と同じ飛行機は空いていませんでした。いろいろ探してようやくジェットスター(LCC)の空席を見つけたので即予約。私と妻は別々の便で沖縄に向かうことになったのです。

当日。妻には洋服や日用品などの比較的軽めのバッグを1つ持たせて先に沖縄那覇空港に飛んでもらいました。重たい釣り道具やシュノーケリング道具は私が担当。妻が飛び立った2時間後、私はピーチにチェックインするために受託手荷物の検査を行なったところ、検査員の方に止められ「膨張式ライフジャケットが2つあるようです。ガスシリンダーを使用した膨張式救命胴衣はお一人様1つまでしかお預けできません」と・・。マジかよ。飛行機に持ち込める(預ける)膨張式ライフジャケットの個数は1つまでと制限されていたことを知らなかったのです。こんな時はごねてもしかたがありません。事前によく調べていなかった私が悪いのです。私に残された選択肢は3つ。

  1. 飛行機に乗るのをあきらめる
  2. ライフジャケットを1つだけ破棄して飛行機に乗る
  3. ライフジャケットを1つだけ郵送で自宅に送って飛行機に乗る

当然ですが3を選択しました。空港内の郵便物を発送できる所へ行き、帰宅の日時に合わせて日にちと時間帯を指定しライフジャケットを自宅に郵送してから飛行機に乗りました。そして沖縄に着いてからしかたなく釣具屋さんでライフジャケットを購入することになったのです。多くの航空会社では膨張式救命胴衣(本体)の持ち込みに関して一人につき1つまでと制限されている場合が多いです。私と同じ失敗をしないようにご注意くださいね。4日後に沖縄から帰宅すると、丁寧に梱包されたライフジャケットが届きました。差出人は4日前の私。

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