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タイでレンタカーを運転する際に気をつけることなどをまとめてみた

微笑みの国タイ。私はタイが大好きで、滞在する際は必ずレンタカーを借りて自走するようにしています。そんな経験を踏まえてこれからタイでレンタカーを借りて運転しようと考えている方へ、私が実際にタイで運転してみて気付いたことや思ったことをシェアさせていただきます。

タイでの運転には国際免許証が必要

まずはタイで車を運転するために最低限必要なものを準備しましょう。海外で運転するとなると基本的には国際免許証が必要になるのですが、タイも例外ではありません。日本を出国する前に国際免許を取得しておく必要があります。そしてタイでの運転中は常に携帯しなければなりません。

国際免許の取得方法は非常に簡単で、1枚の書類を提出し2,400円の手数料を支払えば即日発行されます。国際免許証の取得方法についてはこちらのサイトで詳しく解説していますので参考にしてみてください。有効期限は発行から1年間です。すでにお持ちの方はタイ滞在中に有効期限が切れてしまわないようにご確認ください。また、タイ滞在中に日本の免許証の有効期限が切れてしまった場合にも国際免許証が同時に失効になってしまいます。お気をつけください。

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タイのレンタカーは割高!?

私がタイのレンタカーを予約する際にはRentalcars.comというサイトで手配しています。スマホのアプリもあるので、現地でスマホの予約画面(eバウチャー)を提示すれば英語もタイ語も話せなくても比較的スムーズに車を借りることができます。

物価が安いタイ。でもレンタカーだけは日本に比べて割高です。そもそも空港でレンタカーを借りる人はほとんど外国人(日本人含む)。現地の人が借りるレンタカーはおそらくもっと安く借りられると思いますが、日本語のしっかりしたWEBサイトがあるような観光客向けのレンタカー業者は観光客に合わせた料金設定になっています。目安としては、日本で1,500cc程度の乗用車を3泊4日でレンタルすると約12,000円~15,000円程度かかると思うのですが、タイで同等の車をレンタルしても約12,000円~15,000円程度。そこにフル・プロテクション(万が一の事故やいたずらの時の保険)を付けると20,000円近くになってしまいます。つまり車のレンタル料自体は日本と同じぐらいですが、保険が日本よりも高いということです。

土地勘も無く言葉も通じない異国の地でレンタカーを運転するとなると絶対に必要なのがカーナビです。オプション(1日1,000円程度)でカーナビを付けてもらうことはできますが、当然タイ語表記ですし、アナウンスもタイ語。全く使えませんので海外でも使えるポケットWi-Fiをレンタルし、スマホのGoogle Mapをカーナビ代わりに活用することをお勧めします。

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空港でのレンタカーの受付について

私はいつもバンコクのスワンナプーム国際空港でレンタカーを借りています。スワンナプーム国際空港に到着して荷物を受け取って到着ゲートを抜けるとすぐの所にレンタカー会社のカウンターが並んでいる場所があります。その中で事前に予約したレンタカー会社のカウンターを探し、スマホの画面かもしくは印刷した予約書を提示すればOK。日本語は通じませんがそれほど会話をする必要も無く、カウンターまでスタッフが迎えに来てくれて車まで案内してくれます。

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スタッフと一緒に車の周りをぐるっと一周しながら車に傷がないかをチェックします。スタッフの対応も非常に親切ですし、あとから難癖つけられるような感じはまったくありませんが念のため。ただ一点気になったのは、ホームページで予約した際に選択した車種とは似ても似つかない車に案内されたこと。日本でいうマーチやフィットのような4ドアでハッチバックの車種(トランクと車内が繋がっているタイプ)を予約したにも関わらず、実際に案内されたのは思いっきりセダンでした。

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「これ違うよ」と説明したくてもタイ語も英語も一切分からないのでどうやって言えばいいかが分からず諦めました。まぁグレードアップしている分には問題ありませんし。ちなみに、タイでは軽自動車を一度も見かけませんでした。軽自動車が全くないというわけでも無いようですが圧倒的に少ないと思います。

タイの運転は右ハンドル・左側通行!日本と一緒です

海外での運転で不安なのは、アメリカのように右側通行だったら大丈夫かな・・ということではないでしょうか。ご安心ください。タイの車は基本的に右ハンドル左側通行です。日本と一緒ですね。走行する斜線は左側なので何の違和感もなく普段どおりに運転することができます。

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ただ、走っている他の車や町並みが日本と全然違いますので少し興奮します。

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トラックの荷台に10人くらいの男性を乗せて走っていたり、豚か鶏かの肉を冷蔵保存もせず太陽光と砂煙をバンバン浴びながら走行していたりと・・。日本でこんな車があったら苦情の嵐でしょうね(笑)すぐにTwitterで拡散、叩かれるでしょう。

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タイは慢性的な渋滞が酷い

私が実際にタイで運転して「怖いなぁ」と思ったのが渋滞です。特に首都バンコク市内は常に渋滞していると言っても過言ではありません。

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市内の道路は最低3車線はあって広いのですが、それでも常に渋滞しています。全く土地勘がないわけですから、左側車線を走行中にいきなり右折車線まで車線変更しなければならなくなる時があります。そのときは強引に車に割り込んでいく勇気が必要です。日本でそのようなことをするとイラッとされるかもしれませんがタイでは日常茶飯事。みんなガンガン割り込んできます。それが普通のようですので気にせず多少強引に割り込んでいく勇気がなければいつまで経っても目的地にたどり着きませんよ。

そして渋滞でトロトロと運転している脇をすり抜けていくバイクもヒヤヒヤもんでした。2人乗り3人乗りのバイクが車の間を蛇行しながらすり抜けていきます。ここで接触されて逃げられたらどうしようもないよなぁ・・とか思いながら接触しないことを祈るしかありませんでした。

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バイクの数は多いです。そしてヘルメットを被っていない人もけっこういますので事故には細心の注意が必要です。

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タイの高速道路料金は安い

バンコク市内だけに滞在するのであれば不要でしょうが、バンコクから少し離れた地域にも行ってみるという場合には確実に高速道路を走らなければなりません。下道はどこも渋滞しているのでとてもじゃないけど走っていられないんです。しかしご安心を。タイの高速道路はめちゃくちゃ安いです。レンタカーで高速道路を利用する場合は料金所で現金払いになるかと思います。走行する区間によって多少は違いますが、各料金所で支払う金額は20~150バーツほど。2017年1月現在の日本円で1バーツ約3.2円なので、ほんの数十円、数百円で高速道路を利用できます。

料金所で職員さんにお金を支払えば通過できます。その際にありがとうと挨拶すると気持ちいいですね。男性の場合は「コップクンクラッ(プ)」女性の場合は「コップクンカー」です。

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タイの運転で一番の難点は不便な道路事情

タイの道路の仕組みは日本と全然違って1本の大きな道路に交差点が全然無いです。長距離走って遠くに行くのであれば信号にひっかかることも少なく非常に便利ですが、ちょい乗りするには非常に不便です。正直これは慣れるまでめちゃくちゃストレスでした。どういうことかと言うと例えば以下のようなシチュエーションがあったとします。車のマークが現在のあなたの位置。反対車線にある目的地に行きたいという場合を思い浮かべてみてください。

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日本であれば大きなメイン道路(国号)であっても頻繁に交差点(信号機)が設置されており、曲がりたい場所ですぐに右折することができます。

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しかしタイには大きな道路に交差点がほとんどありません。そのためめちゃくちゃ通り過ぎてからUターンしてこなければならないのです。最短距離で行けば5分で着く場所でも20分30分かかってしまいます。先述の通り慢性的に渋滞していますので・・。

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もしUターンしてきてから左折する場所を間違えたり、強引に車線変更できずにもたもたして左折する場所を通り過ぎてしまったり・・またどこかでUターンして同じ道をもう一度Uターンしてこなければならないというわけです。これをやらかしてしまうと最短距離で行けば5分で着くような場所でも1時間かかってしまうこともあり、この道路事情だけは本当にストレスでした。

まとめ ~タイでレンタカーを運転してみて~

やはり日本とは文化も習慣も違います。日本でやるとDQN(もしくはヤンチャ)と言われるような強引な割り込みや車線変更を皆が普通にしているような感じなので、それに合わせていかなければイライラしてしかたがないと思います。タイで運転される際は多少強引に行かなければなりません。交通量も非常に多く常に渋滞していますし、全く土地勘がない中で何度か道を間違えたり曲がりたいところで曲がれなかったりすることがあるかと思います。そんなことがある可能性が高いということを事前に知っておくだけでも少しは気が楽になるのではないでしょうか。

タクシーなどの移動手段に比べてレンタカーは非常に便利です。好きなときに好きな場所へ行けますし、自分で運転しながら見る町並みはまた違って見えるでしょう。現地の人と全く同じ目線で現地の文化を感じることができますよ。

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