メッキという魚について
沖縄にはメッキという魚がいます。その名の通り銀色に光り輝くきれいな魚で、沖縄ではおかっぱりからルアーで釣れるゲームフィッシングの対象魚として人気のある魚です。私も先日の沖縄旅行できれいなメッキを釣り上げることができました。
メッキという名は正式名称ではない
実はメッキという名前の魚がいるわけではありません。「メッキ」というのはロウニンアジやギンガメアジ、ナンヨウカイワリなどのトレバリー(アジ)類の幼魚の総称です。中でもロウニンアジという魚は釣りのターゲットとして憧れの存在で、成長すると50㎏以上の大きな魚になるんですよ。全国各地からロウニンアジを釣るために沖縄へ遠征する釣り愛好家がたくさんいます。実は私もその一人なのですが・・。
上の写真の左手が握っている尻尾にご注目ください。この部分はとても固く、この骨と筋肉でフィンのような大きな尾を動かして泳ぐわけですから、ロウニンアジがもの凄く引く魚であることが想像できるかと思います。釣り人の憧れの的になるのも納得です。
沖縄でシュノーケリング時に群れに遭遇することも
沖縄の有名シュノーケリングスポットである真栄田岬(まえだみさき)では、メッキの群れに遭遇することがあります。水深の浅い珊瑚礁ではなく、比較的深場の中層あたりを群れで泳いでいることが多く、カラフルな熱帯魚たちとは違ってどこか貫禄があります。
メッキと呼ばれている頃はまだとても小さいですが、数年後に大きなロウニンアジに成長した頃にまた再開したいですなぁ。
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